引っ越しの際にベッドは運搬可能?事前準備や買い替えする際のポイント

ベッドは家全体の家具のなかでもとくに大きいもののひとつ。引っ越しをする際には、引っ越し前の家で使っていたものを運ぶのが良いのか、それとも思い切って買い換えた方が良いのか悩むところ。
今回は、引っ越しの際に今使っているベッドを運びたい場合に確認することや、処分する際の注意点などをおさえながら、新しいベッドを買い換える場合に参考にして欲しいおすすめのベッドを紹介します。
もくじ
引っ越しで新居にベッドを持っていくための事前準備
新居にベッドを運びたい場合は、事前にいくつかの準備や確認を行う必要があります。ここでは、ベッドを運ぶ際に確認しておきたいポイントや、ベッドを運ぶ方法、マットレスの梱包方法などについて解説していきます。
Point1. 引っ越しでベッドを持っていく際に確認すること

引っ越し先の新居に今まで使用していたベッドを持っていきたい場合、しっかりと以下の点を確認しておきましょう。
- ベッドの解体や再組み立ては可能か
- 組み立て用のスペースが確保できるか
- 解体や組み立てのための人員を確保できるか
- 搬入経路は確保できるか
通常引っ越しの際、ベッドのタイプや搬入の方法によって引っ越しにかかる料金が変化するため、あらかじめベッドのサイズだけではなく組み立ての可否や新居での組立作業が可能かどうか、ベッドの搬入経路はどうするかの確認が必要です。
とくに新居でベッドの組み立て作業を行う場合は、広めの作業スペースが必要になります。また、重量のある部品もあるため必ず大人2人以上の人員を確保し、無理せず作業できるよう準備を整えておきましょう。
作業が難しそうな場合や1人での引っ越しの場合は、組み立て作業も受け付けてくれる引っ越し業者を選び、ベッドの組み立てまで依頼してしまうのも賢い方法です。
Point2. ベッドを運ぶ方法
引っ越し先にベッドを運ぶ場合は、解体して細かい部品に戻してから運ぶのが一般的です。マットレスとフレームを分けるのはもちろん、フレームも金具などを外して分解し、荷物として積みます。もしも運ぶ予定のベッドが分解・再組み立ての難しいものだった場合は、運搬を断られてしまったり、ベッドの搬出料金が大幅に上がってしまう場合があります。
引っ越し費用を抑えるため、「基本的には自分たちで荷物を運ぶつもりだけど、ベッドだけは難しい」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。そういった悩みを解決するには、ベッドなど大型家具のみの運搬を依頼するサービスを提供している引っ越し業者にお願いするのが良いかもしれません。
Point3. 引っ越しの際のマットレスの梱包方法
ベッドを持っていく場合、運搬の際にベッドやマットレスに傷や汚れが付かないよう梱包する必要があります。
引っ越し業者にベッドの解体などを依頼した場合はベッドやマットレスの梱包は引っ越し業者が行ってくれる場合もありますが、引っ越し業者を利用しない場合、梱包にもしっかりと気を配るようにしましょう。
マットレスを自分で梱包する場合は、エアパッキン(気泡緩衝材)で全体を包み込んだ後、ガムテープで固定します。運搬中に壁などにぶつける可能性の高い四方の角はとくに厳重に梱包しておくのがポイントです。
マットレスは一番長い辺が2m近くあるものなので、あらかじめホームセンターなどで大きなエアパッキンを購入しておくと良いでしょう。引っ越しの当日が雨になる場合も考慮し、水濡れ対策もしっかりと行うと安心です。
引っ越しを機にベッドを買い換えるという選択肢も!

引っ越しのベッド運搬にかかる費用を考えると、「新しいベッドを買った方が良いのでは?」と考える方もいるでしょう。基本的に、今使っているベッドの解体・再組み立てが可能であればベッド込みの引っ越しの方が安く済むパターンが多いようです。
しかし、「ベッドの解体・再組み立てが不可能(ベッドが理由で大きなトラックが必要)」「搬入経路の確保ができず、クレーン車を利用しなければならない」などといった理由で引っ越しの見りが高額になってしまった場合は、今使っているベッドを処分し、ベッドを新調してしまった方が出費を抑えられることがあります。
ここではベッドを買い換えるために必要な「ベッドの処分方法」や、新しく購入するベッドとしてカーサヒルズのローベッドをおすすめする理由を紹介します。
ベッドを処分する3つの方法
大型家具であるベッドを処分する方法は大まかに以下の3通りが考えられます。それぞれのメリットとデメリットについて見ていきましょう。
粗大ごみ | 自治体の指示に従って粗大ごみとして捨てる方法です。多くの場合は、まず自治体の窓口にベッドを処分したい旨を連絡し、コンビニ等で「粗大ごみシール」を購入したあと回収日になったら指定の収集場所へ運ぶという流れで廃棄します。他の方法と比べて安く処分できる点はメリットですが、処分の日程について希望通りにならない点があることがデメリットと言えます。 |
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不用品回収業者 | 不用品回収業者に依頼して引き取ってもらう方法です。電話やインターネットで不用品回収業者に連絡し、希望の日時に引き取って貰います。不用品回収業者の利用は、他の不用品も一緒に回収してもらえたり日時に都合がつけやすかったりというメリットはありますが、高額請求を行うような悪質な業者も一部いるため、優良な業者を自分で探さなくてはいけないというデメリットがあります。 |
リサイクルやフリマ | リサイクルショップやフリーマーケット、インターネットオークションなどによる処分方法です。例えば、リサイクルショップに引き取ってもらう場合は、訪問査定をしてもらい見積りを出してもらった後に引き取ってもらう流れが多いようです。これらの方法は上手くいけばベッドの処分とともに収益が得られる可能性のある点がメリットですが、ベッドの買取はハードルが高く、中々売れにくい点がデメリットと言えます。 |
新しく買い換えるならローベッドがおすすめ
引っ越しの際にベッドを買い換えて出費を抑えたい場合、新調するベッドが高額では意味がありません。かといって、貴重な睡眠時間を過ごすベッド選びを妥協したくないというのも本音ですよね。新しく購入するベッドとして、ローベッドをおすすめする理由を紹介します。
開放感のある部屋が作れる
ローベッドは高さが低いため、圧迫感が少なく開放的な部屋を演出できます。そのため、あまり広くない寝室でも大きめのベッドを置けるというメリットがあります。「新しい家では広めのベッドで寝たい!」と考えている方にローベッドはピッタリです。
コストパフォーマンスが高い
ローベッドは普通のベッドと比べてパーツが少ないため、安価で購入できるものが多くあります。「あまりベッド購入のための予算がない」という方はもちろん、「ベッドフレームの価格は抑えめにして、その分マットレスに予算をかけたい」と考えている方にもおすすめです。
ちいさな子どもやペットにも安心
小さな子どもやペットのいるご家庭にもローベッドは人気です。ローベッドは床からの高さが低いベッドであるため、万が一落下してしまっても怪我をするリスクを抑えられるためです。また、とくにステージタイプのローベッドはシーツの交換がしやすく、常に清潔なベッドを保ちやすいという点もメリットです。
引っ越しによる買い替えにはカーサヒルズのローベッドがおすすめ
引っ越しでは、ベッド以外にも様々な出費が付きまとうもの。「新調したベッドの組立は自分で行って、できるだけ出費を抑えたい!」と考えている方もいると思います。カーサヒルズでは、専門的な技術や工具などがなくても簡単に組み立てのできるローベッドのお取り扱いもあります。(※組み立ての際には、必ず大人2名以上での作業をお願いしております)
それぞれのベッドに「組立説明書」を同梱しておりますので、そちらをご覧頂きながら部材や部品の確認と組立作業の手順の確認をして頂く流れとなります。カーサヒルズでご提供している木製ローベッドは、ベッドに同梱されている六角レンチを使用した組立となりますが、一部プラスドライバーが必要な部分があります。(※プラスドライバーは商品に同梱されておりませんので、ご準備ください)
おまかせらくらくパックのご利用が安心
引っ越しは大がかりな作業がたくさんあるため、「ベッドの組立作業まで自分で行うのは大変」という方や、「ひとりで引っ越しをするのでベッドは組み立てて欲しい」という方は、ぜひ「おまかせらくらくパック」のご利用をおすすめしております。
「おまかせらくらくパック」はカーサヒルズのベッドをご購入の方が利用できるオプションサービスとなっており、1商品につき税込9,800円の料金でご購入をされたベッドの新居への搬入・開梱・設置(組立作業含む)を全て行います。また、不要な梱包資材は全て持ち帰らせていただきます。
大きな家具を組み立てるのが難しい女性や一人暮らしの方、ご年配の方などを中心にご好評頂いているオプションサービスとなっておりますので、ぜひご利用下さい。
引っ越しでも安心!組み立てが簡単なおすすめローベッド4選
ここでは、カーサヒルズが取り扱っているローベッドの中でも、とくに簡単に組み立てることが可能なローベッドをピックアップして紹介します。
FORM(フォルム)ローベッド

ウォールナットの美しい木目が特徴の「FORM (フォルム) ローベッド」。シンプルでどんな部屋に置いてもしっくりくる見た目のFORM (フォルム) ローベッドは、ウォールナットやアッシュウッドといった素材にもこだわっており、あたたかな木のぬくもりが感じられる製品です。
安定感のあるステージタイプのローベッドであるだけではなく、床板をすのこ状に加工した"すのこベッド"でもあるので湿気が気になるお部屋や気密性の高いマンションでも快適にお使い頂けます。
SIZE
サイズバリエーション
GRID(グリッド)ローベッド

ダイナミックな横格子状のヘッドボードが目を引く「GRID(グリッド)ローベッド」。重苦しくなく遊び心のあるヘッドボードは、シンプルなお部屋をオシャレに演出してくれます。ヘッドボードには二口コンセントも付いており、機能性も十分です。
GRID(グリッド)ローベッドはヘッドボードとフットフレームにそれぞれ左右のサイドフレーム取り付けてつくる枠にすのこを乗せるといった構造で、およそ30分程度で組み立てが可能なところもおすすめポイントのひとつです。
SIZE
サイズバリエーション
Coastal(コースタル) ローベッド

アンティーク感の強い「Coastal(コースタル) ローベッド」は、オールドパイン材をリサイクルウッドとして活用したローベッドです。あえて釘抜き跡や補修跡の生じている再生パイン材を使用しているため、ヴィンテージ風な仕上がりを楽しみたい方にはとくにおすすめ。
また、Coastal(コースタル) ローベッドは同梱の六角レンチで板を留めるだけの簡単組み立て仕様なので、引っ越しが多い方にも長く愛用して頂けるベッドとなっております。
SIZE
サイズバリエーション
MALIBU(マリブ)ローベッド

ナチュラルで明るい色合いがおしゃれな「MALIBU(マリブ)ローベッド」はアカシア天然木を使用してローベッドです。独特の温かみが感じられるだけではなく、年月を経るごとに出る深みを楽しめるベッドでもあります。
ヘッドボードには二口コンセントが付いているため、スマホの充電をしたり小さめのライトや加湿器などを置いたりするのに便利な点もポイント。床板までの隙間も125mmと、一般的なお掃除ロボットが通れるサイズとなっていますので、寝室を綺麗に保つことができるベッドです。
SIZE
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引っ越しでベッドを運ぶ際はポイントをチェック!ベッドを新調するという選択肢も
引っ越しの際、現在使っているベッドを運ぶのか、新しいベッドを購入するかどうかで悩む方は多くいます。もしも、今使っているベッドを運搬したい場合は、解体・再組み立て可否や搬入経路の確保といったポイントをしっかりチェックすることが大切です。新しくベッドを購入する場合は、早めに現在のベッドの処分方法を確認しましょう。
引っ越しによるベッドの買い替えには、カーサヒルズのローベッドがおすすめ。大人が2人以上いる場合は自分たちでの組み立ても可能なのが嬉しいところ。難しい場合は「おまかせらくらくパック」の利用が便利です。
