腰痛に優しいローベッドの選び方とポイントを解説!痛みにくい寝方とは?

「開放感のあるおしゃれな寝室にしたい」「部屋に圧迫感を与えずに大きなベッドを置きたい」「小型のペットと一緒に寝たいので高さのあるベッドは不安」などの理由でローベッドは人気があります。
その一方で、腰痛を持っているため高さの低いローベッドを使うことに対して抵抗のある方もいるのではないでしょうか。
今回は、そんな不安を抱えながらもローベッドを検討したい方に向けて、どのようなポイントに注意してベッドフレームやマットレスを選ぶべきかというアドバイスや、おすすめのローベッドを紹介します。
もくじ
腰痛が心配だけどローベッドが欲しい!選ぶ時のポイントは?
ローベッドとは、高さの低いベッドのことをいいます。コストパフォーマンスが良く、見た目もおしゃれなものが多いため、お部屋のインテリアにこだわりがある方に人気です。
また、床からあまり距離がないという安心感から、ちいさな子どもや小型のペットがいる家庭からも多く検討されているベッドでもあります。
しかし、床からの高さがあまりない事によって腰痛持ちの方にとっては「起き上がるのが辛いのではないか」という心配もあるかと思います。
今回は、腰痛の心配はありながらも、ぜひローベッドを検討したい!と考えている方に向け、ローベッドの選び方のポイントを紹介します。
ローベッドのフレームは「ステージ型」がおすすめ
ローベッドのフレームには、「ステージ型」「フラット型」「囲み型(フロアベッド)」の3種類があります。このうち、腰痛が心配な方は一番高さの出やすい「ステージ型」を選ぶようにしましょう。

また、腰痛が心配な場合は出来るだけ「囲み型(フロアベッド)」を選ばないようにするという点もポイントです。それぞれのフレームについて、詳しく解説していきます。
ステージ型
「ステージ型」のローベッドは、ステージ状のベッドフレームの上にマットレスを乗せて使用するタイプのもののことを指します。
脚がついているものも多く、ローベッドの中では一番高さが出やすいものとなっています。腰痛の不安はありながらも様々な理由でローベッドを検討したいと考えている方は、このステージ型のローベッドを中心にして選んでみるのがおすすめです。
フラット型
「フラット型」のローベッドは、フレームと床板が一体化し、同じ高さになっているものを指します。その上にマットレスを乗せて使用するので、フラット型のローベッドも床からの距離はできやすくなります。
その他にも、シーツの取り換えがしやすいなどといったメリットがあります。
囲み型(フロアベッド)
「囲み型」のローベッドは、「フロアベッド」とも呼ばれています。床に直接床板を敷き、その上にマットレスを乗せ、マットレスの周りをフレームで囲うタイプのものを言います。
囲み型は、ローベッドの中でも床からの距離が一番近くなるタイプとなり、ベッドから立ち上がる際に足腰への負担がかかりやすいというデメリットがあります。腰痛が不安だという方は、できるだけこのタイプのローベッドは避ける方が無難です。
マットレスは出来るだけ厚みのあるものを
ローベッドの中には、敷布団を使用できるものもあります。普段から布団で寝ていた方などは、ローベッドで布団を利用すると落ち着くといった方もいます。
しかし、ローベッドの床板の上に敷布団の組み合わせは腰痛の方にとってはクッション性が足りず、痛みの原因になってしまう恐れがあります。
そのため、腰痛持ちの方がローベッドを検討する場合には布団は避け、マットレスを使用するのがおすすめです。

また、マットレスもできるだけ厚みのあるものを選ぶと安心です。とくに、ポケットコイルマットレスなどといった適度な反発力(弾力性)のあるものを選択すると良いでしょう。
反発力があまりなく、身体が沈みすぎてしまうマットレスは身体に負担がかかりやすいので注意が必要です。
しっかり寝返りが打てる広さのベッドを選ぶ

寝返りが少ないと腰痛を悪化させやすいという指摘もされています。寝返りを打たないということは、寝ている時の体勢が変わらないということ。つまり、長時間身体の1か所に体重がかかりすぎている状態になります。
寝返りには、体温や布団の中の温度を調節する働きの他に身体の歪みを正したり、体重による圧力や重力によって低下した血液循環を正常に戻したりする効果があります。
自分の身体のサイズに合わない小さなベッドを使っていると上手く寝返りが打てず、腰痛を悪化させてしまう場合があるのです。
高さがないことで腰痛の心配が心配されがちなローベッドですが、高さがないからこそ部屋に与える圧迫感が少なく、部屋の大きさとの兼ね合いで諦めていた広いベッドを購入できるメリットもあります。
また、腰痛が心配な場合は寝返りの他に、寝るときの体勢に関しても気を付けると安心です。例えば、寝ている時に腰が痛くなりやすいという方。仰向けで寝ている場合は膝の下にクッションなどを置いて脚を少し立てるようにすると楽になります。
おすすめは、負担が少ない方へ横向きになり、少し丸まる寝方。腕や膝の間に細長い抱き枕などを抱いて身体を安定させると良いでしょう。
腰痛には良くないと言われていますが、どうしてもうつ伏せでないと眠れない方は骨盤の下にクッションを置くなどして身体のラインが反りすぎないよう工夫しましょう。
腰痛になりにくいローベッドの人気商品
ここでは、CASA HILSでお取り扱いのあるローベッドの中から、腰痛の心配がある方でも寝やすく、人気のあるローベッドを紹介します。
ZEN(ゼン)ローベッド
ZEN(ゼン)ローベッドは脚を取り外してフロアベッドとしての利用もできますが、腰痛の悩みがある場合は脚を付けての利用が望ましいでしょう。脚を付けた場合、床から床板までの高さは約17.5cmとなっています。

SIZE
サイズバリエーション
FORM(フォルム)ローベッド
「FORM (フォルム) ローベッド」の特徴は美しい木目。毎日使うからこそ重視したい「寛ぎ」を与えてくれるステージタイプのローベッドです。床からマットレスを置く部分までの高さは17.5cm。そこにマットレスの高さが加わります。
通気性に優れた“すのこベッド”でもあるため、湿気が気になる部屋や気密性の高いマンションでも快適に寝ることができます。組み立てが簡単なので模様替えや引っ越しを頻繁に行う夫婦にもおすすめです。

SIZE
サイズバリエーション
BRICK(ブリック)ローベッド
ブリック(レンガ)調のおしゃれなヘッドボードが特徴の「BRICK(ブリック)ローベッド」。極太のサイドフレームとフットフレーム、6本の脚によって高い耐久性を実現したCASA HILSのフラッグシップモデルにもなっているローベッドです。
床からマットレスを置く場所までの高さは23cmと、CASA HILSでお取り扱いのあるローベッドの中でも高さのあるタイプのベッドとなっています。

SIZE
サイズバリエーション
FOREST(フォレスト)ローベッド
天然アカシア無垢集成材を贅沢に使用した「FOREST(フォレスト)ローベッド」。ステージタイプのローベッドで、ナチュラルなNoldic Colorの色合いは北欧のインテリアが好きな方にもおすすめ。
ヘッドボードにはコンセントが付いており、実用的なところもポイントです。
マットレスの厚みに合わせて床板の高さを3段階(16cm・21cm・26cm)で変えることができます。26cmに設定した場合は、CASA HILSでお取り扱いのある商品の中で一番高さのあるローベッドとなります。

SIZE
サイズバリエーション
腰痛が心配ならステージタイプのローベッドがおすすめ!寝る時の体勢にも気を付けよう

腰痛が心配でも、様々な理由からローベッドを検討している方はたくさんいます。そういった場合には、ローベッドの中でもできるだけ高さが出やすいステージタイプのローベッドを有力候補に加えると良いでしょう。
また、ローベッドを購入する場合には、マットレスは厚めのものを選んだ方が身体に負担がかかりにくくおすすめです。また、寝ている間にしっかりと寝返りが打てるかどうかという点や、寝る時の体勢などにも気を配るようにできると安心です。